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ココロブック

ココロに響いた本を紹介するブログです。

マンガでやさしくわかる心理学

『マンガでやさしくわかる心理学』を読みました。

 

マンガでやさしくわかる心理学

マンガでやさしくわかる心理学

 

 

本書では、心理学の全体像がマンガと詳しい解説で、わかりやすく書かれています。本書のマンガのストーリーは、大学の心理学科で助手を務める遠藤彩子が、大学に赴任してきた神代教授にひとめぼれするところから始まります。しかし、彩子がひとめぼれした神代教授は、人嫌いで有名な変わり者だったのです。そうして、熱心にアプローチを続ける彩子と、彩子の特殊な力に興味を持った神代教授のゆるい交流が始まります……。

 

心理学にはどんな種類があるの?

心理学には、様々な種類が存在します。では、どんな種類があるのか見てみましょう。

 

まず、心理学を大きく基礎心理学応用心理学に分けてみるとわかりやすいでしょう。

 

基礎心理学は心の機能を、感覚、知覚、記憶、思考などに分類することができますが、これらのそれぞれの機能を扱う心理学に相当します。扱う機能にしたがって、感覚心理学、知覚心理学、記憶心理学、思考心理学と呼ばれます。

 

応用心理学は、具体的な学校、産業、医療、犯罪など様々な現場への心理学の応用を指し、学校心理学、産業心理学、医療心理学などと、おもに扱う現場の名称に心理学をつけて呼びます。

 

心の問題とはどんなもの?

心の問題に関するニュースなどをよく耳にしますが、心の問題とは一体どのようなものなのでしょうか。

 

心の問題は、外見に現れてきます。元気がなくなってきた、仕事のミスが多くなる、表情が暗くなる、声が小さくなるなどです。これらは身近にいる人たちに気付かれる変化です。

 

多くの場合、周囲の人がその人の様子を心配して、クリニックや病院に連れられて来ます。

 

心の問題は、自分ではよくわからないのですが、周囲への関心が行き届かなくなってしまうほど、自分の心に囚われてしまいます。

 

自分ひとりの力ではいかんともしがたい状態になります。そこに、面接者という他者が必要になるわけです。面接者は、心のもつれを自分のことのように捉え、それをどのようにしてほどいたらよいのかを気付いてもらうように、相手に接します。

 

介入する時に大切なこととは

本書のマンガでは、彩子があることをきっかけに抑うつ状態に陥ってしまいます。そんな時に、彩子は神代先生の面接を受けました。

 

この面接のことを、心理学では介入と言います。介入は、心の問題の解決のために行うサポートの意味で使用します。つまり、介入は、心の問題によって生きにくくなっている人を、生きやすくするよう手助けをすることです。

 

神代先生は、彩子の話をよく聞き、感情を捉えようとしています。彩子の混乱した気持ちを紐解こうとしています。こうした態度を傾聴と言います。

 

面接で重要なことは、この傾聴するということでした。傾聴されていると、彩子の方で、自然と心が動き始めました。

 

 

この他にも、本書では様々な心理学に関する知識が紹介されています。個人的に興味深かったのは、「マンガはなぜ面白いのか?」ということを、心理学的に読み解いているコーナーでした。

 

本書では、心理学がどんなものか知りたい人や、心理学の基礎を理解したい人にとって、格好の入門書となっています。また、マンガが好きな人も楽しめる内容になっていて、本を読むのが苦手な人にもオススメです!

 

最近マンガを読んでいなかったので、本書で久しぶりにマンガを読んだような気がします。ちょっと本を読むことに疲れたら、マンガを読んでみるのも気分転換になっていいですね。

 

日本能率協会マネジメントセンターが出版している、この「マンガでやさしくわかる」シリーズは、他にもいろいろな心理系の本が出ているので、チェックしてみてください。

 

また、心理学の入門書だと、こちらもイラスト豊富でオススメです。

 

polaris204.hatenablog.com

 

本書は、心理学に興味を持ったけど、何の本から呼んでいいのかわからないという人にオススメです。きっと、心理学の世界にさらに興味が出てくるハズです!

 

マンガでやさしくわかる心理学

マンガでやさしくわかる心理学